Kyoto♪S4の記憶

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長次郎 二彩獅子像 + 勢揃い京の焼物 侘と雅

シルバーウイーク最終日に実家から出頭命令。
墓参りだと・・・あ、うっかりしてた(^_^;)
折角だから用事はささっと済ませて、樂美術館へGO!

油小路通りに面してます。
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上の画面右端の電柱の向こう側にこんなのがあります。
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「樂焼家元 樂吉左衛門宅」と書いてあります。
美術館の隣が樂さんのおうちです。

美術館の入り口はこんな感じです。
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中に入ったら靴を脱いでスリッパに履き替えます。
穴が開いた靴下を履いていかないように!

見てきたのは「長次郎 二彩獅子像 + 勢揃い京の焼物 侘と雅」
クリックしたら大きくなります。
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パンフレットに写ってる獅子像が重要文化財に指定された記念の展覧会です。
この二彩獅子像は中国華南三彩の技法をくむ最も古い作品だそうで
京焼きの色絵付けも中国華南三彩の流れをくむので
いままで別の体系とされていた京焼きと樂焼きのもとの流れは同じってことになるとか。
それで、樂焼きと京焼きを一緒に展示することにしたそうです。
侘と雅の競演なのだそうです。

初代清水六兵衛、仁阿弥道八、野々村仁清など、鑑定団で聞いたことのある人の作品が並んでます。

今回印象に残ったのは尾形乾山の茶碗です。
いままで尾形乾山の作品で見たのって何故か白地に茶色い絵の色気のないもので
やっと彩色をされたものを見た気がします。
でも、やっぱり、良さがわからないのもあった(^_^;)

仁清の茶碗の絵は美しく上品な感じがしますね~。
欲しがる人が多いの分かる気がします。

どれもすっごい名品が展示されてるのだけど、そう思って見てるのだけど、
どうしてもそう思えない茶碗がひとつ。
本阿弥光悦の黒樂茶碗なんたけど、な~んか変な形なんよ~。
内側(見込みっていうのかな)もカクカクしてるし。
口縁部分がザラザラというかブツブツした感じに見えるし。
ちょっとええ場所に置いてあったので、名作なんやろうなぁ。。。


鑑定依頼に来てる人が二人いました。
ちゃんと鑑定依頼用のフォーマットがあるんやぁ。
一人は年配の女性で、二つ依頼してはった。
箱書きも頼みたいとか。。。耳ダンボ状態になってる(^_^;)
ちゃんと箱を風呂敷に包んで持ってきてはった。
もう一人は若い男性。ワイシャツにネクタイ。
お菓子屋さんのものと思われるちょっとくたびれた紙袋に入れてきてた。
もち手がぶちっと切れたらどうするんやろ。
鑑定っていくらかかるのかなぁ。。。

高級な焼き物に縁のない私は、こっちのやきものを。
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六方焼き~。
ふつうはサイコロみたいに正六面体のはずなんやけどこれは平べったい。
なんでかなぁと見るたびに思う。