Kyoto♪S4の記憶

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北大路魯山人

MIHO MUSEUMをあとにして、信楽の陶芸の森へ。


MIHO MUSEUMのあとなので、とてもこじんまりして見える建物(^_^;)
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丘の上にあります。
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横に駐車場があるのを知らず、下のほうに車を止めて
階段をエッチラオッチラ登ってきました。つかれた・・・

魯山人って「おいしんぼ」の海原雄山とイメージがダブって好きになれないなとずっと思っていて
この展覧会を観ればイメージが変わるかと期待しての観覧です。

「どんなにいい料理でも器が死んでいたらダメだ」と陶芸を始めた魯山人
それじゃぁ、、、ほんとに料理を盛ったら美味しく見える器を作ったのかどうかを観てみました。

チキンラーメンや、ミンミンの餃子が美味しく見えそうな器はありませんでした。
そしてカレーライスが食べやすそうなお皿もなかった。
まだまだやな、魯山人

魯山人がやっていた会員制の高級料亭が出していた求人広告も展示されていました。
料理人の条件に料理だけではなく美術にも興味を持っている人とありました。
女中さんの条件は、18~25才の美人で、周りから賢いといわれている人なのだそうです。
今こんな求人出したら怒られますね。

面白かったのは「納豆のお茶漬け」の作り方のパネル。
魯山人が美味しいといって作り方を説明したときのもののようです。

まず、納豆を練って練って練りまくる。糸がたくさんでないと美味しくないそうです。
少し醤油をたらしてまた練る。醤油を足してまた練る。
適量の醤油を加え終わったら、からしを混ぜる。好みでねぎも。
熱いご飯の上に納豆を乗せて、煎茶をかけて出来上がり。
納豆の量はご飯の1/4くらいがいいそうです。

やってみました。
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煎茶がないのでほうじ茶で。
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緊張のあまりピンボケ(^_^;)。

「ごちそう」書庫でなんどか納豆ネタは扱いましたが、
これは・・・食べられるけど、お勧めしません。

本当に美食家やったんか・・・魯山人


解説のパネルに「横柄」とか「傲慢」って文字があって海原雄山イメージは拭えずに観終えました(^_^;)