Kyoto♪S4の記憶

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上村松園・松篁・淳之 三代展へ行ってきました。

ちょっと電子工作をしなければならなくなって
何年かぶりに寺町へ電子部品を買いに行きました。
寺町というのは京都の電気屋さんが並ぶ場所でしたが、
今は多くの店が撤退して様変わりしてしまいました。
もともと規模が小さく秋葉原の様にもなれず、これからどうなるのか・・・

買い物のあと近くの高島屋でやっていた上村さんちの展覧会を観てきました。
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松園さんの絵は男性が描く美人画とは違ってどれも優しい感じがします。
中でも一番すきなのは花嫁とその母を描いた「人生の花」
母娘のいろんな思いが描きこまれてるように思えます。

松篁さんの花鳥画は写実画なのだけど、油絵のように生々しくなく
図鑑の絵のようでもなく、幻想的だったり荘厳だったりして
なんとも美しい絵です。

淳之さんのも松篁さんと同じく花鳥画を写実的に描かれていますが
淳之さんの方が鳥や動物が可愛い。
絵に詳しい人はもっと違う見方をされると思いますが私にはそう感じられました。
鳥や動物の目がとても可愛いんです。


お土産に買った絵葉書2枚。
松園さんの「花がたみ」
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実物を見たのは初めてで、思っていたより怖ろしかった。
口元がとても怖いんです。
買おうかどうか迷ったけど、買っちゃった。

松篁さんの「青柿」
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な~んか見た途端、気にいってしまいました。
葉の表と裏のコントラストと柿の実の緑の組み合わせが素敵でした。



このあと画廊で八代清水六兵衛展と樋上さや子展をチラッと見ました。
清水六兵衛って人の作品は何度か見たことあるけど
どれも訳がわからなかったような・・・・何代目の作品だったかな。
ここにあったのも???でした。
ただ、泑変っていったかな?ぐい飲みはよかったです。お値段もお求め安そうでした。


樋上さや子展の方はろう染で描かれた草花の絵でした。
どれも綺麗でかわいかったけど、とてもシンプルな薔薇の作品が気に入りました。
ちょっと私には手が出ない値段がついてました~。