Kyoto♪S4の記憶

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京都市美術館所蔵品展

日展を観たついでに「井田照一・清水九兵衞・芝田米三とともに」も観てきました。
パスしようかとも思ったけど、日展の半券で入場料が200円から100円に割引だし
学芸課長さんの解説があるというので。
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日展よりも面白かったです。
何が面白いって、井田照一さんの作品は解説聞いても分からなくって、
そのあまりの分からなさ加減が逆に愉快で(^^♪。

学芸課長さんの説明はとても丁寧で、私のようなド素人にも分かるようにお話をしてくださいました。
最初の芝田米三さんのは、ちゃんとした絵だったので(って失礼な)解説もよ~く理解できました。

次に井田照一さんの作品。
「表面に見えているものは実は表面じゃなくて、写し取ろうとするものとの間に何かがあって・・・」
みたいなお話しから始まって、その時点では、そ~なんだぁ。と聞いてましたが
解説が進んで、展示室と展示室の間のドア枠の上の方でヒラヒラしてる小さな紙を指差して、
これも作品ですと言われた時は目が点になりました。説明を聞いてた他の方もそうだったと思う。
内側と外側を分けるとかなんとか言ってたなぁ。。。これは版画だとかって、、、

最後は清水九兵衞さんの作品の解説でしたが、
もうその頃になると何でも来いって感じ(^_^;)

たまたま解説があるときに見ることができたけど、解説がなかったら数分で出てきたかも。
あのヒラヒラの紙なんて、ある事さえ気づかなかったはず。
でも、美術館の所蔵品だからきっといいものなんだろうなぁ・・・