Kyoto♪S4の記憶

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日展・京都展

以前行ってつまんなかったので、行かないつもりでしたが
解説が聞けるというので行ってきました。

午前は日本画の解説で、日展の理事さんと審査員2人で作品の解説をされたのですが、
誰がどの解説をするとか事前の打ち合わせがしてないようで、マイクの譲り合い。
順番もばらばらで左側壁のの作品の説明をしたかと思えば、次は右側。
展示室の奥まで進んだかと思えば入り口に戻る・・・聴講者は右往左往しました。
解説者の一人にいたってはマイクを持ったものの「なんて言っていいか分からない」って!!!
そんなんで審査員やったのか・・・
でも、さすが理事をやってる中路融人っていう方は話が上手で、解説も上手にしてくださいました。

お土産に買ったポストカード
左側は中路融人さんの作品。右側はなんとなくいいかなと思った作品
https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/l/lunarcarrier/20190918/20190918000329.jpg
最初に見たとき中路さんの作品はぼやけた木の絵だなぁなんて思ってたんですが、
本人の説明を聞いてみると、そうなんだぁ・・・と(^_^;)

中路さんは京都市美術館というのは自然光で観賞できるという点で日本で最も素晴らしい美術館だと仰ってました。
そんなこともあってか京都の作家は自然光の下で作品を作るからしっかりした物が出来ると。。。
地元をヨイショされてるのかなと思ったけど、どうやらそうじゃなくて、
東京の方で気に入らないことがあるみたいな口ぶりに感じました。

午後は工芸。
日本画のときよりはスムーズに進行しましたが
陶芸担当のおっちゃんが何を言ってるか分かりにくい上に段取り無視してました。
でも、このおっちゃんの作品は綺麗やったなぁ。
ここでもやっぱり理事(中井貞次)さんは話も解説も上手だし、染色家だけど他の工芸品のことも詳しかったなぁ。
漆器担当のおっちゃんも解説分かりやすかったです。でも、もうちょっと技法の説明して欲しかった。


日展の絵ってなんで全部でかいんだろう。
 帰りに寄った高島屋のびゃラリーに中路さんの絵(富士山4点)あったけど、どれも小さかった(4号)だったなぁ。
 陶芸もお茶碗とかなくて。壺とか箱とか比較的デカイものばかり。
 デカイ方が作るの難しいからかなぁ。